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Seaside tracks

去年の僕の予定なら、本当なら犬島や白石島で海を描いてたはず、今頃。
毎日海を見てるし、風の通らな蒸し風呂の蔵でも、まーいいか。

「Seasaide tracks」というno.01~10の絵が出来た。最後は額装と平行して3枚。
no.09までが舟形、no.10からが四角。

舟形は額の木材を沿わせるのに出来るだけ自然に曲げられる曲線で描いたんだけど、
予定してた5mmの木材が無くて6mmに変更、1mm変わると結構苦労するものなんだ・・・
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「Seaside tracks (部分)」 Photo by 田中くん

仕上げは残っているものの、必要な10枚が並んだ。
今日は夜遅くまでセイカさんが蔵で手伝ってくれたおかげだな。
さーこれから、もうひと仕事!


■川埜龍三〔『常夜海』トコヨノウミ〕展
会期:2014年9月5日(金)~9月30日(火) *第3木曜 休場
時間:11時00分~19時00分
会場:Galley Saitou Fine Arts(YSEMI PROJECT)
   横浜市中区初音町1−21−17 ハツネウイングB−2
Seaside tracks_b0052471_22375410.jpg

Commented by 匿名希望 at 2014-08-20 10:17 x
全面海面の絵は何枚か見ている。
しかし、それは海の一面を現したもの。
海は、そんなに単純ではなく、人々にとって、あるときは豊穣の海であり、あるときは人知の及ばない偉大で恐ろしい存在である。
その両方を感じさせる作品はなかった。
絵の中の階層は無限の存在を感じさせる。

常に立体に執着されている様に見えて、このようなものが描けるとは、否、龍三氏の感性あればこその作品と思う。

お嫌いであろうが、日展に出せば入賞ものと思われる。


Commented by ryuzo3net at 2014-08-25 22:30
全体像は出てないけど、舟形の70cm足らずの小さな平面。
人が居ない景色を描くことは少ないけど、今回10枚出す予定です。
Commented by 匿名希望 at 2014-08-28 20:40 x
そうですか、
3m×2mくらいのものを10枚も連ねられたら、迫力があるでしょうね。

もともと海は命の泉、特に冬の日本海などを見ていると、言いようのない、大きなもの、強いものを感じます。

その中で生きている人生と言うものを、生きなければならない人生と言うものを。

それも、穏やかで美しい海があっての思いではないでしょうか。

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by ryuzo3net | 2014-08-19 22:37 | 「常夜海」(2014) | Comments(3)