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舟とセメント

舟とセメント_b0052471_014555.jpg原型のスタイロフォームに金網(ビニールコート済)を張って
セメントを練ったらコテでビッチャリ左官作業。

ブ厚く塗らないため強度を心配しながらコテコテ。
蔵は扉さえ閉めておけば室温の変化は少ない。
それでも塗り厚が知れてるから、クラック防止の霧吹きが欠かせない。セメントも速乾性じゃない30時間で完全硬化タイプ。

なんでこんなことしてんだ!?と何度も曲面にセメントする厄介さに砕かれそうになりながらも、セイカさんとイッシーに励まされナントカ一日目終了。

土壁を作る要領で、土使えばエカッタとか、露骨に辛い時間を乗り切りました。左官作業自体は大好物。ただセメントの曲面はイカン・・・。ま、今回はどうしてもこのセメントの色が欲しかった。セメント風に色を作るのは簡単だけど、やっぱりこの肌が欲しかったのだ。

ビニールかけて、水かけて、翌日も霧拭き続けて、石になった!
恐る恐る強度の不安を抱きつつ一人でひっくり返してみる。
重い・・・でもイケる!強度もこれなら大丈夫。
では、また水をかけて半面を!

上部と内穴を塗り終えたばかり↓濃さを変えた塗料を混ぜてるから 
乾いた面も通常よりセメント色の濃淡が強く出てイイ感じ。
舟とセメント_b0052471_0151035.jpg

舟とセメント_b0052471_0153555.jpg新品なのにもう何度か海に出てる気がする。

合間に別のもう一体のパーツ制作。
大まかに全部で10パーツで出来る。
内3パーツ(頭部・流木・ボデー)はすでに造りかけだから、
持ち物の本を粘土で造り始めた。
こっちも早く全体像が見たい!
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by ryuzo3net | 2007-05-25 00:40 | 「グラン・ママの葬列」(07) | Comments(0)