蔵をアトリエに制作をする アーティスト川埜龍三


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オープンドッグハウス迫る

お待たせ。

セイカさんと出来る限り準備した。
オープンドッグハウスまで、あと数日。

「犬島ハウスプロジェクト」の総決算…いや、違うな、
ようやく100年のスタートとでも言うべきか…

ただオープンドッグハウスという「犬島の島犬」の体内に入ることが出来るのは、
今度の11日間だけ。今後の予定は特にないので、迷ったら来るベシ。

どんな世界が広がっているか、ぜひ自分の目で楽しんでな。
b0052471_2325842.jpg

今回の特別期間、入場料を取るようにと多くの方(島の人たちにも)に言われたけど、
僕の判断で体内見学も無料にした。

そのかわり、「犬島の島犬」の体内に包まれて感動したなら100円のポストカードでもいいから、気に入ったもの買ってな。僕が次の作品に挑めるように支援してよ。楽しいもの、準備してるからさ。



「オープンドッグハウス」
会期:2013年11月1日(金)~11日(月)
   *ワン、ワン、ワンからワン、ワン、ワン、ワン!
時間:8:00~18:00


会場:岡山県岡山市東区犬島58
   おかやま山陽高校 犬島研修所内 イヌ
(犬島港より看板見ながら徒歩10分。)



「犬島ハウスプロジェクト」
http://www.inujimahouseproject.com/
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by ryuzo3net | 2013-10-30 00:01 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)

島犬の色を作った人

髙田裕之さんの個展案内。

イヌ用タイル制作のデイレクターとして
全国から郵送された粘土タイル、ワークショップで制作された粘土タイルの
ほとんど(とんでもない数!!)を自らの登り窯で焼成したイヌの重鎮です。
彼が「犬島の島犬」のカラーを決定付けたわけだ。炎を操って。

あんな風にタイルがイヌの表面に貼られるまで、WS後には参加者が作った細工が外れないように接着したり、登り窯に入れる前には、数千枚のタイルの裏を均一にするためヤスリをかけて、窯出し後には、タイルを洗ってヤスリをかけて丁寧に丁寧に彼がみんなの陶板を扱ってくれたからこそ、反ることも割れることもほとんどない状態で恒久設置することが出来たのだ。本当に気が遠くなる。緊張で押しつぶされそうになる作業。(僕もプレッシャーかけるし)

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倉敷では初(祝!)となる個展だそうなので、ぜひ。


■髙田裕之陶展~みえないつばさ~

岡山県倉敷市阿知2丁目22-3-2 
奈良萬の小路2階
カフェギャラリー バード2006

期間:2013年10月29日~11月4日
AM10:00~PM6:00(最終日はPM5:00迄)


犬島の「オープンドッグハウス」開催時にも、僕の希望で高田さんの花器を常時5~6点展示販売出来るようになりました。犬島でも楽しんで欲しい。ということで、同時期に2箇所(倉敷・犬島)でやっている髙田個展の案内でした。
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by ryuzo3net | 2013-10-29 12:43 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)

「犬島の島犬」

犬島のコミュニティハウスで行われた敬老会へ。
みなさんにいろいろ報告もかねて挨拶に。

制作期間中、依頼主の原田学園長から「イヌの名前は?」とずっと聞かれていたんだけれど、
どうしても僕は名前が浮かばないので、「島民の方にも聞いてみます」と話していたので、
学園長が提示してくれた名前案も出して、そこんところ相談。

「みんな呼びたい名で呼ぶから名前はいらん!」とのこと。
「呼ぶとすれば、『犬島の島犬』にして欲しい」とのこと。
「左右対称でええ!」ということで、満場一致となりました。

確かにここに来ていない若手の島民も「島犬」と普通に呼んでいたっけ。

お向かいさんも「わしはアノ犬を○○○という名で呼びおる」と以前話していたし、
最高の歓迎をイヌは受けたのだな、と僕は感じました。

「犬島ハウスプロジェクト」で生まれたイヌの名は、『犬島の島犬』です。末永くよろしく。
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「我輩は島犬である。」

この「犬島の島犬」は恒久設置作品。当然、作品の入れ替えなどない。
「オープンドッグハウス」(11/1-11/11)はお祝いの特別期間として、イヌの体内を案内する。
その後、体内への道は僕が2重に施錠し、当分の間は立ち入れなくなる。
今回は混み合う事が分かりきってるけど、
僕は、出来る限り知恵を絞って、技術者の力を借りて、
長くイヌがこの地で生き続けられるように努力した。

橋が架かったかのように、一度に大勢の人が来ることより、
少数が100年間にわたり、絶えず訪れてくれるように願って。
そんで、そのなかには、いつか父ちゃんと作ったタイルを探しに来る青年や
今の犬島の島民の孫の家族なんかも含まれていて
自分のおばあちゃんが飼っていた「島犬」を見上げたりするのだ。

生涯一度の瀬戸内海横断の旅のあと、
どこへも行かず、大きなイヌは待ち続けるよ。
僕も生きてる限り付き合うし、物語は続いていく。

そうして、「犬島の島犬」の毛並みもこの島の日差しや
潮を含んだ空気を取り込み変化し、年老いて風格を増していく。


僕のイメージが確かなら。




「犬島ハウスプロジェクト」
http://www.inujimahouseproject.com/
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by ryuzo3net | 2013-10-26 23:14 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)

長すぎて線…

制作期間を集中して短期にする必要があるから、図面を制作。
また図面があるとすごくやりやすい壁画でもある。
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ただ全体を見ようとすると、(↓)余りに長すぎて線...
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by ryuzo3net | 2013-10-26 23:12 | アトリエ外活動 | Comments(0)

37歳のお仕事スタート

なんとか1つ歳をとって37に。
大きなものを造ろうとすると2年くらい一単位。

外注せず僕みたいに全工程どっぷり仕事する作家は、
その期間、それしかしないから記憶的にもそれしかなくなる感じ。

ちょうど10年前も2年費やして「感覚サレルベキモノ」(9mx5mx1.6m)
おかやま山陽高校の80周年記念の壁画制作依頼だった。
それから10年、ふたたび90周年の壁画を依頼してもらってる。
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サイズは打ち合わせの度に伸びて、30m...33m...最終的に36m。この長さがあるから面白い。

b0052471_019888.jpg今日はようやく全体の構成が固まり、
仮組が完成、図面ができた。

建築の大角さんにもOKをもらえて、
ゆるやかに湾曲した壁面に長ーい色の帯。
早く見てみたい。

というところで、2年間放出し続けた脳ミソもオーバーヒート気味。近頃、眠くて仕方がなーい。
そんな時は、キューバの友人が言ってた言葉を思い出そう。。「死んだら休める」。あーまだま~だ頑張れそうだっ!!
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by ryuzo3net | 2013-10-25 00:19 | アトリエ外活動 | Comments(0)

壁画のリハーサルスタート

昨日、犬島から陸地にあがったところ。

2~3日のリハ中は雨となるだろうから、室内で。
明日どんな風に構成していくか…楽しみ。
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by ryuzo3net | 2013-10-23 20:58 | アトリエ外活動 | Comments(0)

プレスリリース

この2日はプレスリリース。13本。
「犬島ハウスプロジェクト」という物語を追いかけてくれた報道陣にとって完結編でもあるのかな。
蔵で、海で、島で撮影し、なかには週に一度は個人的に撮影してくれる人たちまで。
イヌ用タイルを作った人たち+イヌの造形や直接応援・支援してくれた人たち2千人の大プロジェクト。

巨額の費用が必要で、作品を売ってお金を作り、最後は貯金のすべてを使い果たして、
次の月の陸地の家賃すらないのに犬島に入り、もう3か月。
とっても小さな形ばかりの犬島ハウスプロジェクト実行委員会。
メンバーは僕とセイカさん。それを多くの仲間が支えてくれた。

もう何も無くなってしまって、イヌTシャツを売るだけで制作に没頭して、
毎日のように陸から入れ替わり仲間が米や食料を抱えてやってきて、
島の人たちが入れ替わり手料理や魚や野菜を届けてくれて、
日の出から日没まで一心不乱に作り続けることができた。

そうして白石島の人たちが運んでくれた真っ白なイヌは
良い毛並みになったよ。成長して、島犬になったよ。
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Photo by 田中くん

大手に島に入るなと言われても言うことを聞かず、
瀬戸内海を突っ走ったイヌは、やっぱり誰にも止められなかった。
島は彼らのものじゃない、島民のものだ。

この2日間、犬島島民のみなさんと、犬島で働く人たちを招待して先行公開した。
特にいままで制作スタッフ以外は立ち入れなかったイヌの体内にはみんなが驚いた。
なかなか出てこれなくなるんだよな。僕もそうだったから。
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僕はここでひとまずイヌの制作は「完成」と発表する。
だけど、このあとも継続的にイヌを作れるように「余白」をところどころに残してる。
たとえばイヌの首輪の金属部分。ここには島民全員の名前とメッセージを焼き付ける。
依頼主の山陽高校学園長と、犬島の島民のみんなが島犬の飼い主。

もう何年も住んでいるように感じるこの島に
帰ってこなくちゃならないから、また費用を作って継続させる。
オープンドッグハウスも2回目も必要だろうし、みんな待ってるし。

試したことのない方法で、見たこともないものを造るのが僕の仕事。
現代のスピードにも、創造することに慣れきったインスタントな作品にも飽きてるんだ。
ひたすら積み重ねる人間のエネルギーを、このイヌは抱え放出し続ける。
僕の芸術はこういうものだと、自信を持って言えるよ。

島犬になった。



これで原田三代治学園長(おかやま山陽高校)との個人プロジェクトはひとまず完結。
でも終わりではない。次の壁画や個人的な制作を挟んで、
今後さらに島犬の物語は継続していくから、また見てね。

こんな壮大な犬のお話を一緒に作ったくれた2千人の仲間、同志たちに
心から、おめでとう。


川埜龍三



「オープンドッグハウス」
会期:2013年11月1日(金)~11日(月)
   *ワン、ワン、ワンからワン、ワン、ワン、ワン!
時間:8:00~18:00

会場:岡山県岡山市東区犬島58
   おかやま山陽高校 犬島研修所内 イヌ
(犬島港より看板見ながら徒歩10分。)
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by ryuzo3net | 2013-10-21 23:00 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)

かっこいーセイカさん

島民のススメもあって、しばらく前に「犬島ハウスプロジェクト」の看板を準備。
町内会長に杭を打ってもらってイヌの居る場所が分かりやすくなってからは人の波、人の波。

セイカさんはご飯を食べる時間すらないくらい忙しい…僕はイヌの中だし。
3分で出来るインスタントラーメンを1時間放置した後に食べていたり、
皿によそったあと、放置されたカレーを夕方4時半に食べていたり。
デク店長もお客さんからの撮影に応え続け多忙…

そんな僕らを見て、島民の方たちからのお助けも増えるばかり。本当にありがたい。

今日は、イヌの体内へのアプローチの仕上げをハギオさんと。
2時過ぎにお客さんに作ってもらった料理と犬島丼の差し入れを2人で食べていると、
拡声器で説明するセイカさんの声!
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かっこいーセイカさん。
話し終えると皆拍手でパチパチパチ。

そして、僕とハギオさんは最後の飾りつけ。
おかやま山陽高校の海の研修施設、通称ホワイトハウスは家の外観がハッピーそのものに。
もちろんハウスのハウスクリーニングも数か月かけて、ほぼ完了といったところ。

明日から2日間はプレ公開、島民のみなさんにイヌの体内を初御披露目。
もちろん犬島の郵便配達員やここで働く人たちにも。
そしてプレスのみなさんへの説明に追われるのだ。

(※一般の方の入場は11月1日~11日)

「犬島ハウスプロジェクト」
http://www.inujimahouseproject.com/
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by ryuzo3net | 2013-10-19 23:07 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(4)

イヌの中へ総力結集~

この一週間の犬島での現場制作はイヌの体内が中心。
体内へのアプローチを含めて。

内部とその付近は、11月1日の一般公開まで制作スタッフしか入れない。秘密の場所。
この数日、髙田さん、モンゴ、大ちゃん、ハギオさんと仕上げ作業。
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巨大イヌの体ん中、犬島の自然と繋がってる。
太陽の動き、潮位、波、風景の色…やっとイメージが形になってきた。
オープンドッグハウスオススメです。

近日、島民の方々、取材の方々にプレ公開。


おっと、途中の制作記録が抜けて内部制作書いちゃった…また最近の過去についても記録します。


「犬島ハウスプロジェクト」
http://www.inujimahouseproject.com/
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by ryuzo3net | 2013-10-18 23:23 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)

イヌの居る場所

犬島の島民の方たちのススメで、「犬島ハウスプロジェクト」の看板を取り付けることに。
自然の家などではイヌの場所を訪ねる人が多すぎて、ほとほと困っているんで、
みなさんもう少し自分で探してからみましょう。自然の家のすぐそばなので。

POPさんに↓こんな感じの看板制作を依頼。10枚作ってもらった。
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場所決めは島民の方に相談して、町内会長と杭を打ってまわった。


8月に犬島に入って、観光客を見ていると、
ヴェネッセが出してる看板にしたがって道を歩き、進む人の多いことにビックリした。
も少し迷ったり、自分の好きな場所を自分で選んで歩くのもいいんじゃない。

ちなみに会期中人が押し寄せてるみたいだけど、犬島は常設なので、いつ来ても一緒ですよ。
空いてる普段の時に来ればいいのにね。やたらどこでもイベント増えてめんどくさい。


会期を3つに分けるという戦略も、オープン効果を狙ったものだろう。
ビエンナーレ・トリエンナーレなど海外の国際展もオープン時が一番混みあう。
それを3回出来るわけだから、収益も上がるというもの。
同じことを3度もするのだから、安月給でこき使われる下々のものだけが嫌なくじ引くわけだ。

こんなにアートイベントだ、瀬◎芸だのと年中アチコチでやっていて、
アートだ美術だのと、何やってんだかへんぴな場所までひとだらけ。
世界でも特に美術鑑賞をする日本国民みたいになっているのに、
先生でもやってない限り、若い作家が作品で飯を食えることはない。
それどころか芸術家は職業とみなされないわけだ。
なんなんだ、これは...そんな風に思う。

まーそんなブツブツ‥もたまにはね。 おやすみ…
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by ryuzo3net | 2013-10-14 22:18 | 犬島ハウスプロジェクト | Comments(0)