蔵をアトリエに制作をする アーティスト川埜龍三


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1時間30分

今夜トークショーの会場は、市民会館おおみや地下食堂。
広くないスペースだが、雰囲気がとても良い。僕は少し早めに到着するとカーテンを開けることにしたり、撮影に合わせた席の配置やマイクの確認など。

こんな様子の僕だとイベントへのやる気を感じるし、あるいは毎度この様に準備しているかの如く見える。過去の僕がしたことと言えば不機嫌に口を閉ざす、タバコを吸いに席を立つ、持ち時間は他の人に任せる、結果3分以上もたないため半ば事故のような有様ばかり。故、個展でもトークなどするわけないし、人前に出るのは正直照れ臭い。

この夜の出来事を映像用カメラ3台と手持ちカメラ1台で撮影する田中くん、
僕のトークについて「引出しは多いんだけど立て付けが悪い」と・・・上手い事言う。

だけど今回は、芹沢さんはじめ昨年から世話になっている人たちに対しての
自分なりにのっぴきならない感覚で、「今夜は話すぞ」と心に決めての

『川埜龍三氏x芹沢高志氏のトークイベント』スタート。

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芹沢さんのリードで、数分間僕が褒められているので、2分は越えたぞ!と心ん中でつぶやきながら、このまま1時間褒められて終了したらいいのにと思っていたところでマイクが振られ、その後どんなことを話したか正確には余り覚えていない。

噂となっていた③トイレットペーパーの選び方には触れることなく、
ここ数日の出来事から、長い期間作品を販売しなかった理由や、プロジェクトの終わり方やお金のこと、今年の滋賀県での展示からさらに強まった日々の制作、続けること等について話したはず。そんなトーク中は、どうして真面目な顔して僕の話を芹沢さんが人前で聞いてるのだろうとか、ふと疑問に思ったりしながら。

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気が付けば用意された椅子は埋まり、トークのみで1時間30分オーバー。

いざ話してみると言葉足りない部分も多々あったとは思うが、秋雨と台風の間に晴れた1日、芹沢さんのおかげでいくつか引き出しはガタガタと動いたかもしれない。

終了後の来場者の方々、笑顔で良かったとか言ってくれる。みなさん良い人だからなぁとか思いながら、僕はセイカさんに2分越えたぞ!と意気揚々と感想を聞きに行くとすごく良かった、映像でもう一度見たいと言う・・・どうしたことか、今日はみんなが僕を褒めてくれる。


22時を回る頃、12人くらい集まって晩飯を食いに行こうということになり、僕がきっと気に入るだろうと勧めてくれた24時間営業の「伯爵邸」、入店するなりお気に入り。僕にトークという新しいチャックを開いてくれた芹沢さんと企画者の方々、来てくれたみんなに心から感謝。さいたまの人たちにますます愛着が湧いてくる。

翌日、岡山に帰らなければならない僕たちは、
終電まで楽しいさいたまの夜を過ごしたのでした。







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by ryuzo3net | 2017-10-27 23:58 | さいたまB(2015-) | Comments(0)

サイのモニュメント接客マニュアル

重過ぎるカメラバッグを下げたPhoto by 田中くんと新宿で待ち合わせて、
さいたまの武蔵浦和駅を降りて市の車でプラザウエストへ向かった。

作品のメンテナンス。
留学生たちからの要望が区役所に多数届いているということで、
これまで表記していた英訳内容に加えて、さらに1枚英語表記のパネルを取り付ける。
各所確認して、アクリル板でも拭こうと思うが施設の職員たちによって磨かれている。

館内での昼食を挟んで作品の写真撮影:Photo by 田中くん。

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作品撮影中にプラザウエスト入口の受付の方と雑談。
受付には「サイのモニュメント接客マニュアル」なる
4ページほどの書類が作成されて置かれてるのがうれしい。

たまに質問があるんですか?と尋ねると、笑顔で「しょっちゅうです」と言われた。
付箋内の修正も楽しい。

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移動の合間に立ち寄ってくれた芹沢さんとしばし雑談。

区役所や図書館やスポーツジムなどの複合施設となっている本館エントランスに置かれた「犀形埴輪」の回りでは、館を出ていく女の子が埴輪たちに「バイバイ」と手を振っていたり、撮影のため作品を移動していると「昨日はここにあったのに」と大きなものが動いたことに不思議そうな顔のお年寄りたちがいたり。久しぶりに区役所に来て作品に驚いて時間を忘れてみているおばさんや、ウケて笑っているお姉さん。記念写真を撮る若者たち・・・日常の「さいたまB」が見える。

こうやって犀や犀引きたちは毎日にぎやかにやってるんだなあと。

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さいたま6区では「発掘キャラバン」の撮影が行われたけど、
実はプラザウエストの所在地である桜区では撮影を行っていない。
もし今後、撮影するならどこ?なんて話も盛り上がった。

それから、僕らは大宮のトークイベント会場に移動。





犀の角がもう少し長ければ 歴史は変わっていただろう

期間   2017年6月15日(木)~ 2018年3月末

会場   さいたま市プラザウエスト
住所   〒338-0835 さいたま市桜区道場4-3-1
入場料  無料
連絡先  TEL.048-858-9080(プラザウエスト)



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by ryuzo3net | 2017-10-27 16:46 | さいたまB(2015-) | Comments(0)

京都→徳島

夕べ深夜遅くまでバジルソース作りすぎていたせいで、やや眠いなか京都へ。
観光客が列をなしてる夜の店の奥の奥、小さな店での会食。
しばらくぶりに会った親戚とカウンターに並ぶ感じ。みな楽しすぎて飲み過ぎたよう。

3年ぶりに御所東のホテル軽バン。いわゆる高原さんの隣の部屋。
もう2度と11泊はしたくないな、と2人で話ながら就寝。

朝起きて、隣の喫茶店でモーニングのトーストセットを注文したところで
ドラマー・コージくんからのメールで、僕らが間に合わなさそうな状況に2人蒼白。
テーブルに届いたトーストだけを握って店を出ると、
軽バンは雨の中ノンストップで徳島へ爆走。

目的地のまで4時間半ほど、うち1時間半は、ナビが古いせいで落石も見える
細い細い山道をいくつも案内されて、たどり着いた駐車場からマイクロバスに
乗りかえ20分揺られた先、轟轟と沢の水が暴れるとなり拝宮農村舞台に着いた。

雨音とピアノとコラが鳴り響いていて、
舞台の天井から大きな梨の樹が釣り下がったところ、
グランドピアノに向かうオマール・ソーサが見える。

OMAR SOSA & SECKOU KEITA feat. Gustavo Ovalles JAPAN TOUR
キューバ、セネガル、ベネズエラ。言葉なんていらない至上の音楽。
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ライブ終了後、ひさびさの再会となった。
初来日(2000年)の通訳だったセイカさん宛てに、
オマールがコメントを書いた「BEMBON」のCDジャケと記念撮影。

今回のライブを教えてくれたコージくんと14キロ先の道の駅で遅い昼飯。
あとはゆっくり帰るしかないなと、ここまでの道中の疲れをとるため温泉。
コージくんとの再会も嬉しく、会うたび良い時間を過ごしてるなぁと。

それにしても今週も引き続き移動距離は長く、来週も移動は続く模様・・・




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by ryuzo3net | 2017-10-21 23:56 | 旅日記 | Comments(0)

③トイレットペーパーの選び方

さいたまでの芹沢さんとのトークイベントが10月27日(金)の夜にある。
現時点で特に題目が決まっているわけではなくて、まぁ好きなようにという風。
とはいえ、今回2分を越えなければさいたまに置いて帰るとセイカさんに言われている。


僕が話せること大真面目に考えて、

①「芸術家/無職の日々と制作ー無職友の会の暮らしー」
②「プロジェクトの作りかたー頼まれたことはしないー」
③「トイレットペーパーの選び方ー初めてのお買い物ー」

どれにしようかなあ。


こないだ思い出してみたら僕はこの5年間に、犬島ハウスプロジェクトを皮切りに、
おにぽっくる、犀の角がもう少し長ければ歴史は変わっていただろう、玉島マチヲと進んだ。
部屋の中でただ引きこもって絵を描いてられたらそれでいいと思っていた
10代の頃の僕には全く想像できなかった未来だと思う。

人と関わるのは非常に面倒だ。

現在進めているマチヲさんでは、これまでの経緯を踏まえて、
最小の地域の中で、ヒトと上手に交流出来ない人物像を描こうとしている。

僕が想像した作品の登場人物たちは、
壊れて欠けている部品を修理して僕を直してくれる。


だから、③でいきますか。

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『川埜龍三氏×芹沢高志氏のトークイベント』


【日 時】平成29年10月27日(金)19:00~20:30

【会 場】市民会館おおみや旧地下食堂
     (さいたま市大宮区下町3-47-8)
【登壇者】川埜 龍三(芸術家)
     芹沢 高志(さいたまトリエンナーレ2016ディレクター)
【その他】入場無料・申し込み不要



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by ryuzo3net | 2017-10-19 14:03 | さいたまB(2015-) | Comments(0)

丸見えのマチヲさん

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窓ガラスが入れ替えられ丸見えのマチヲ部屋。
室内からの菜園のパノラマビューもグッド。

台所と写真部屋だけ明りをつけて夜に見れば、なんだか作品みたいに見えてきた。
今週は土、日曜日の2日間作業。
土曜の朝は6人でラボで味噌汁、コロッケ、しいたけ、ピーナッツ豆腐、納豆、饅頭、
昼食もまぎれてカツオの漬け丼をいただく。日曜日はスーパープラッツでパン。

マチヲさんはといえば、モンタージュと動物の多い部屋の窓枠がにぎやかになってきた。


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by ryuzo3net | 2017-10-15 22:04 | 玉島マチヲ(2017-) | Comments(0)

撮影ノマ

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撮影:Photo by 田中くん

早起きして3回目の滋賀、ボーダーレス・アートミュージアムNO-MA弾丸ツアー。
心配していた天候は、ときどき小雨が降る程度で助かった。
さっそくばったり出会った学芸員Y田さんを道連れに初雪食堂で昼食。
NO-MAに入ると、さいたまBの使者からのメッセージを再現してもらえるサービス付。

みんなはY田さんの解説を聴きながら
『惑星ノマ――PLANET NO-MA』体験。
僕とPhoto by 田中くんは、展示室の撮影。

撮影&鑑賞後は、近隣の観光。
このあたり歩いていてとても興味深いところなんだけど、
どこも閉まるのが早くて16時とか17時って・・・慌てる。

初雪食堂の定食は、帰り道でもなかなか腹が減らない
盛りの良さ。
往復で8時間かかる道中も、車内が楽しければあっという間。
翌日はラガルトと玉島での制作があるためマチヲ部屋に宿泊。
寝る前にLABで宿泊の3人と合流して、菓子を賭けてのドミノ連戦。



『惑星ノマ――PLANET NO-MA』


会 期:2017年9月2日(土)~11月26日(日)
時 間:11:00~17:00
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
観覧料:一般300円(250円)高大生250円(200円)中学生以下無料
    ※障害のある方と付添者1名無料、()内は20名以上の団体料金

会 場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
    滋賀県近江八幡市永原町上16

→→ http://www.no-ma.jp/



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by ryuzo3net | 2017-10-13 23:59 | 展覧会 | Comments(0)

本を読む人との再会

今日は児島から2000年代の大きな立体作品と90年代の平面作品数点の移動。
僕の作品の大半は2010年以降、倉敷に移動された後に各所に分散され収納されていた。
その後制作するうえで助かったことも多々あるのだけど、
移動を繰り返すうちに行方が分からなくなってしまったものもある。

今回運んだ作品たち、児島で大事に保管されてたことがうれしい。
蔵に帰り、立体の大きな梱包をほどくと、セイカさんとしばし見入ってしまった。
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(写真は作品部分)


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by ryuzo3net | 2017-10-11 23:40 | 蔵④号日記 | Comments(0)

ロマンチック

ラガルト到着するなり、2Fに上がることも忘れて
倉敷ジーンズのさゆりさんと阿知町界隈の面白い事を話し込む。
午後には、美観地区の人混みをぬって落ち着く静かな場所へ行って佇んでみる。
ギャラリーに戻ってお客さんが来たり、制作したりも束の間、打ち合わせへ移動。
なんだか終始ただ笑ってただけで、僕は役に立ってない気もするのだけれど。

すっかり陽も落ちて、宵待ちガーデン内のイタリア料理店「星のヒカリ」で再び合流。
時間を越えて、巡り巡って、繋がって、そこに美味いものがあってロマンチックだ。
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by ryuzo3net | 2017-10-09 11:54 | Comments(0)

こりごりしてる

木曜日の深夜に、数年ぶりに食べたチキンラーメン2袋。
翌日、腹痛で目覚めて一日中腹痛と下痢。
ふだん油モノを摂取してないからか、こういうのキツイのかな。
なにか制作しようと準備するものの、どうにもこうにも働かない頭と体。
やること山積みなのに・・・もう無理。食べたもの出すだけで精一杯。

土曜日は新たな打ち合せもあり倉敷へ、最近楽しいラガルト界隈。
途中で中断してる改装ではあるけど、その時期から集まってくれた人たち
続いて広がって、前進してる感じだなあ。変化してる。
社長と市庭へ行くものの、僕の腹は不調で優しいおでんと梅干しを。

帰りに魚井さんと自転車と木材を乗せて玉島のLABへ。
人が集まって夕食、僕は相変わらず調子が整わず軽く野菜と梅干しのおにぎりなどを。
将来に悩む女の子の顔を見て、涙が出てくる・・体調だけじゃなく精神も弱っている僕。
なのにゲラゲラよく笑う、すると少しずつ調子も上がってくる。

日曜日は玉島、まだ体調はすぐれないから軽く食べて30分仮眠して立て直す。
で、あれこれと大移動開始というところで急遽マッチョな森ちゃんも登場。
肉体労働で上向き調子。協力はチカラなりな一日。

僕は、もうこりごりしてて、ようやく回復したところ。
あたりまえに働けるように体調管理しないと、な。
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by ryuzo3net | 2017-10-08 23:08 | 玉島マチヲ(2017-) | Comments(0)

さいたま市の図書館で「さいたまB」研究

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今年、さいたま市の協力のもと、さいたま市内の25箇所ほどの図書施設に
プロジェクト「犀の角がもう少し長ければ歴史は変わっていただろう」をまとめた冊子を寄贈した。だから、図書館で「さいたまBハニワ研究ノート」を借りることができる。
現在「犀形埴輪」を展示しているプラザウエストは図書館でもある。



【展 示】   犀の角がもう少し長ければ歴史は変わっていただろう
【期 間】   2017年6月15日(木)~ 2018年3月30日(金)
【会 場】   さいたま市プラザウエスト
【住 所】   〒338-0835 さいたま市桜区道場4-3-1
【入場料】   無料
【連絡先】   TEL.048-858-9080(プラザウエスト)

https://urawa.keizai.biz/headline/312/




古代の筋書きは最新の研究などを下敷きにしているけれど、
現地視察や協力者があったことで、ところどころ実際にある慣習を膨らませたり、
ロケ中に知った魅力的な風景の本当の理由など入り混じってる。


文章が割と多い、それもそれらしくするために必要だった。このノートを書いている時、わざと「らしくない」表現をして捏造感だしたりするのも楽しかった。今あたらめて見てみると、短い時間によくこれだけの設定資料を組んだものだなと思う。埴輪に興味を持ってなかった僕自身が、思いついたプランのために実物を見たり本を集めたり、図書館で本を借り続けてたから、今年さいたまAの図書館にBの埴輪研究家としてノートを収められたことはけっこう嬉しい出来事だった。

でもまあ、写真などは実際に展示した大きなサイズで見る方がずっと面白いから、
滋賀県のボーダレスミュージアムNO-MAで開催中の「惑星ノマ」で見て欲しい。




【グループ展】 惑星ノマ――PLANET NO-MA

【会 場】   ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16)
【会 期】   2017年9月2日(土)~11月26日(日)
【開館時間】  11:00~17:00
【休館日】   月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
【観覧料】   一般300円(250円) 高大生250円(200円)中学生以下無料
        ※障害のある方と付添者1名無料、()内は20名以上の団体料金

http://www.no-ma.jp/

  




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by ryuzo3net | 2017-10-05 20:50 | さいたまB(2015-) | Comments(0)