2013年 05月 18日
瀬戸内海横断散歩、イヌの出航式
7時半くらいにブラザーSがコンサート用の機材の残りを搬入に。
8時から演奏者が機材と楽器搬入し、山陽高校の空手部がテントを組み上げてくれた。
忙しい合間をぬって、この日のためだけのメンバーでリハ。
目の前の海や、すばらしい音作りと相まって、グッと胸に来るね。
5、6分のためにとんでもなく準備を続けてくれるミュージシャン達。
この日はこども劇場の出店もあったり、参加者からの食料差し入れがあったり。
ただ進行などの式の段取りも僕なので、ひとりひとりに挨拶に回れず申し訳ない。
人が集まってきた。
手作りの「ワン!」と書いたフラッグ持ってきてる人も。


進行の僕が挨拶...ほんでイヌがフラフラ~ッと寄ってきて着岸、自由に触れたり撮影したりの時間。
途中、渋滞でメンバーが遅れて少しヒヤヒヤ...なんてこともあったけど、お待ちかねのライブ♪
急遽、山陽高校の吹奏楽との共演シーンも準備され
特別編成でのイヌのテーマ曲「犬様御用」の演奏スタート!

ミュージシャンたちに心地よい向かい風が吹いて、そんな演出みたい。
さいとういずみ(作詞・作曲/ピアノ/ボーカル)
村上浩二(ドラム)
竹内孝志(我龍/和太鼓)
森山直洋(ベース)
岡本和輝(音響)
この風景を、瀬戸内海を行く大きなイヌの姿をイメージして、さいとうさんが作ってくれた曲。
ほんとスゴイ音楽のチカラ。陸を離れ瀬戸内海を走るイヌを盛り上げてくれる。
午後3時、海に出る時間がやってきた。
船を出す白石島のしーくんからシャンパンとカラーテープのサプライズ。
イヌは生まれた町から、笠岡湾から、少しずつ沖へと離れていく。
出航式の行われた場所からは、山陽高校吹奏楽部有志による「犬様御用」のサビのリフレインが延々と続いていく....カラーテープが千切れるころ、セイカさんの顔を覗けばすっかり泣いてる。それはそうだよな、2年間ほんといろんなことあったもんな。夢にまで見たイヌとの旅だよ。

「ワーーン!」「ワーーン!」とみんなの声が聞こえてる。
それは、神島外浦を通るときも、神島大橋をくぐる時も、
陸地から白いハンケチフリフリしながらみんながかけてくれる声。
ギリギリまで、みんながイヌを追っかけてくれる姿が見える。
白いイヌは白石島へ......
瀬戸内横断散歩 イヌまち時刻表
http://ryuzo3net.exblog.jp/20426583/
「犬島ハウスプロジェクト」
http://www.inujimahouseproject.com/
by ryuzo3net
| 2013-05-18 16:36
| 犬島ハウスプロジェクト
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