人気ブログランキング | 話題のタグを見る

さいたまB 撤収②

男たちが、まだ寝袋に包まれてる朝早く、女性たちは花を見に出かけた。

にぎやかな朝食をすませたあと、ベトナムサンドイッチとかいう食べ物をみんなで買いに車で出かけた。危うく大月さんも積んだまま岩槻に向かいそうないきおいで、4tトラックに埴輪たちを積み込むため撤収現場へ。

到着すると、三浦さんとピンさんがわざわざ見送りに来てくれていた。
デクが居なくなってから、どうしても涙腺の締りに自信が無くなってしまった。
トリエンナーレ最終日もセイカさんの友人やキューバで共に展示した友人と数年ぶりに会うと、
それはそれで、なぜだかグッときてしまう。困ったもんだ。

カスケンチーム、鈴木さんと積み込み。
さいたまB 撤収②_b0052471_1758026.jpg
今年は半ばノイローゼになりそうだったから、毎度現場で活動を共に行ったメンバーに精神的にも大きな力で助けられた。さいたまで行う作業のすべてを全力で楽しめたこと、良いも悪いも全身で味わい尽くしたこと。ありがとうと言うしかない。僕としては、まだまだ足りない、まだまだ作れるというところだけれど、僕の<SF美術>はさいたまを掘り下げることが出来たと確信している。そして、変わらないのは「作る」という行為は誰にも譲れないということかな。
さいたまB 撤収②_b0052471_17582414.jpg
楽しくて食べすぎた撤収、みんな少し太って岡山へ帰る。
蔵では6号大ちゃんとセイカさんと、トラックからの荷卸し。

いま、「犀形埴輪」は海のそばのとある倉庫の3階あたり。
これまでのプロジェクトで学んだことを、この「犀角」でも生かしたい。
それは、今後ふたたびこの場所に帰ってくること。
次はどんな風にサイ会するか、既に僕はそのことを考えている。


さあ、たくさんの描きかけの絵が待ってる!


犀の角がもう少し長ければ歴史は変わっていただろう
http://www.ryuzo3.net/sai.html

さいたまBハニワ研究ノート
ギャラリーラガルト通販SHOP・・・ http://shop.ryuzo3.net/
名前
URL
削除用パスワード
by ryuzo3net | 2016-12-14 17:54 | さいたまトリエンナーレ2016 | Comments(0)