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個展 「未完成の絵」

10月末からの2か月の間、
それまで腹ん中に溜まってしまった黒い水を吐き出すように、蔵4号にも行かず、空き時間はひたすら「世界美術全集」を引きちぎって絵にならない絵を描いていた。ちょうど一カ月ほど経ったころから、やっと置物や人物も登場する絵が出てきたりした。今年は、過度な事務作業的メールや意味の無いやりとりに振り回されて、脳みそが腐ってきたようだった。プロジェクト発表に向けて、もっと作れるのに作れない悔しさばかり。

この2か月は、セイカさんとも別居してるくらい一人の時間を過ごさせてもらって、子供のころに戻ったように、わずかな時間も描きむしった。これが僕だと思った。完成など目指さず、戸を閉め切ってただ作業するだけ。そうは言っても、さいたまにも月に2回は行ってたし、用事もあったりする。でも今描きかけの絵がたくさんあると思うとワクワクするから、「もう帰りたい」が口癖のようになってた。

半分外と繋がっているような未完成の部屋で、
セイカさんと、さいたまに同行したキャラバンチームに向けて感謝を込めて個展を開くことにした。
正式な個展にしたかったから、ポスターを描きおろして、案内状も手書きの絵に手紙というスタイルに。
丸3日かけ、250本の画鋲を打つ展示作業中、セイカさん入室禁止。
この2か月にしたことのすべて。それ以前のものは無し。



川埜龍三 個展 『未完成の絵』
2016年12月27日、午後4時開場。入場者数は、僕を入れて6名で満員札止め。
オープニングレセプションではセイカさんのキューバ定食が振る舞われた。
1日だけの個展にみんなオシャレして来てくれて、僕はとてもうれしかった。

どうも、ありがとう。生きてるって気がする。
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by ryuzo3net | 2016-12-28 19:13 | 展覧会 | Comments(0)
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